カノンの韓国地方便り。  

慶尚北道、大邱を中心に韓国の地方あちこちを行ったりきたり。

大邱(テグ)@砧山洞/チムサンドンの眼鏡ストリート

大邱(テグ)@砧山洞/チムサンドンの眼鏡ストリート

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こんにちは。カノンです。

 

私は眼鏡、悲しいほど似合いません。

オシャレ用に伊達眼鏡なんかもかけてみたいな、

と思ったりもするんですが、これがどれもこれも

また似合わないこと!悲しい限りですㅜㅜ

 

平昌オリンピックで有名になった韓国カーリング女子

チームの眼鏡先輩。あのキリっと具合がカリスマ

たっぷり。あの大きいフレームの眼鏡をかけるのは相当

難易度高いはずなのに、ちゃんとしっくりきてて、

しかも美人度が落ちてない!

 

あの眼鏡は大邱(テグ)の某眼鏡製造会社が販売している

そうですが、今、売れに売れているみたいですね。

 

韓国では、80年代には、眼鏡先輩がかけているような

あのおっきなフレームの眼鏡が一般的だった、というか、

あのスタイルが流行りだったようで、その頃の写真や

映像の類を見ると、みんな眼鏡先輩のようなメガネをかけて

いたりしました。

 

あの頃のように、再び、でっかいフレームの眼鏡

ルックが流行する日が来るでしょうか……。

 

流行ったらどうしよう。

なんのメガネも似合わない私は

流行に乗れないこと間違いなしでしょう……。

 

今から余計な心配をする私でした……。

 

そんなことはさておき、韓国の眼鏡フレームの

製造業者の8割以上は、なんと大邱(テグ)にあり~!

 

 침산동(洞/チムサンドン)には、안경거리(アンギョンコリ)なるもの

があって、訳すと眼鏡ストリートですね。

あちこちにあるメガネのモニュメントが結構面白かったりします。

2009年に作られたこのストリート、一帯メガネ屋さんとか、関連店舗

があったりします。

 

大邱(テグ)の眼鏡産業は70年代から急成長し、一時はイタリア、中国、日本(は

福井県ですね。)と並ぶぐらいまで成長したようですが、

市場競争の中、眼鏡生産も危機が多数あり、少し失速してしまったようです。

 

以前、(大邱で)タクシー乗車した際、運転手さんとの会話の

中で聞いた話ですが、若い頃は眼鏡産業に携わっていて、

出張で日本によく出かけた、という方や、日本で眼鏡を販売していた、

という方もいらっしゃいました。たまたまこういう方にあっただけで、

決してこういう方が多数ではないですが、眼鏡の話でふと

思い出しました。70年代から2000年代の前半までは、大邱(テグ)の

眼鏡産業が活発だった時期ですから、それくらいの時期に眼鏡

業界に携わっていた方だったのかもしれないな、と。

 

トップの写真は、신천대로(新川大路/シンチョンデロ)の

にバーンと立つ眼鏡のモニュメント。結構なインパクトです。

 

 

では、また。