大邱:達城公園(タルソンゴンウォン)と、その前を北南方向に
伸びる達城公園路
こんにちは。カノンです。
ブログがなかなか更新できずにいるなか、気づけば
秋も深まってきました。
さて、大邱の秋スポット、たくさんありますが、
当たり前に紅葉がきれいなところはおいといて、
街中での秋を今日はちょっとUPしようと思います。
中区の達城公園路に位置する達城公園(달성공원/タルソンゴンウォン)
一帯はとっても秋が似合う場所です。(と、私が個人的に思っている
だけですが)
もちろ木は紅葉していますが、このあたりの紅葉具合はたいして
美しくはないです。じゃあ、「秋が似合うって何さ!」ということ
ですが、ズバリ、枯れた雰囲気が漂っているエリアなので、秋が
とても似合う!ということです。
達城公園は、だだっぴろい芝生広場があったり、広場を囲むように象や
孔雀、鹿など、動物園もあるという場所です。しかも無料という
ことで、大邱はもちろん慶尚道の小中学校から遠足などでも人が
集まる憩いの場でもあります。
この達城公園の正門前を北南に伸びる達城公園路一帯は、
昔から続く商店がたくさんありまして、
その雰囲気はちょっとしたタイムトリップものです。
既にシャッターを下ろしてしまった店も多い中、細々と
営業を続けるお店が、この通りの生気を支えているような
感じがあります。
同じ達城路でも、達城公園正門をそのまま下る方向の
道はちょっと賑やかなので、↑↑こちらではなく、あくまで
門と並行に走る通りです。
易占いで運勢をみてくれる哲学館(철학관/チョルハクグァン)
がこのエリアには結構あるのも面白いところ。
哲学館は結婚の日取りを決めてもらったり、
特定の相手との相性がいいかなど、子供の名前なんかの相談で利用する
人もいます。個人的に哲学館が多く並ぶ通りは好きでして、そういう
通りの多くが、昔の韓国の様子を想像できるような、昔の趣が
残っていることが多いからです。
と、つまり古い印象の通りであって、さらにまた、お年寄りが
多く集まっていらっしゃるんですね。ソウルで言うなら、
タプゴル公園をイメージしてもらえば、多少はその雰囲気を
想像していただけるかしら……。
平日午前、この当たりを散策しても、本当に若者に出会わない!
(週末などは例外です。公園に来るカップルや家族連れが
たくさんいます)
ちょっと自分が場違いなくらい浮くか、そもそも
その通りを誰も歩いてないか……。
紅葉の状態も、エリアとしての雰囲気も、
その枯れ具合が非常に秋と似合う!
いや、悪い意味ではないですよ。
私はむしろこういう雰囲気が大好きなので。八公山の紅葉を
見に行くよりも、こういうちょい枯れの秋が似合うエリア
を散策するほうが断然好きなのです。
ということで、達城公園とその一帯に、”大邱最高の
枯れ秋スポット”の称号を贈りたいと思います!
では、また。